Viaggio a Bologna, la città di SATOMI, un percorso d'Amore, di Musica, di Sapori e di Cultura italiana, passeggiando sotto i portici tra le mura della città universitaria più antica d'Europa.

里美の町 イタリアボローニャの旅 ヨーロッパで一番古いボローニャ大学 回廊の町ボローニャでの人々との出会い

人生 音楽 お料理 そしてイタリアの様々な文化  by 柳橋里美&ベアトリーチェバッカラーニ

30 settembre 2013

9月

ボローニャに着いたのは3日の夜。8日にはコーラスと一緒のミサで指揮をして、ソロをして。オルガニストが急に来れなくなった為にオルガンまで弾くことになって。
11日にはトスティ、ピッツェティ、レスピーギの作品を録音。ボローニャ大学国際歴史フェスティヴァルからの依頼で、夏休み前から始めた公開録音が終了。拍手をしに来てくれたコーラスの皆さんに感謝。そして、19日はボローニャ近郊の町で4日間続くコーリンフェスタの第一夜、丘の上にある修道院でのコンサートには私のミライボコーラスとピカボコーラスが参加。大人はアルカデルトのアヴェマリア、礼拝の詩をつけグレゴリアン聖歌ぽくした四重唱の荒城の月(滝廉太郎様、勝手な事してごめんなさい)など、子供達もモーツァルトのアヴェヴェルムコルプス等教会音楽を3曲歌いました。20日にはボローニャから車で30分の町、サンジョヴァンニインペルシチェートの劇場でのコンサートに二つのコーラスとも参加。夕べはテレビで放映されていました。無事終わってホッとしていると、21日の朝、私のピアニストがバイクで事故にあって入院。CDの準備や、20ページにもわたるCDのリブレットの編集、写真選択等、コンピューターのおかげで、ピアニストは病院から連絡。土曜日の朝CDマスターを郵送。本当に全部終わったかどうか?!。

次のコンサートは10月26日。国際歴史フェスティヴァルの一環として、CDの発表を兼ねて行います。イタリアの代表的詩人パスコリ、ダンヌンツィオの詩に付けられた曲を歌います。詩の朗読が入ったとてもいい感じのコンサートです。
その後は、11月8日、ラヴェル、ベーリオ、日本の歌というメニューでのコンサート。以前このプログラムでファエンツァの陶器美術館や、ウンブリヤ地方にも歌いに行きました。
ま、とりあえずは二つのコンサートの曲全部の練習に入ります。
秋はフルーツが美味しくて、ジャム作りもあるし、楽しい季節になりそうです:-)

29 settembre 2013

ブログ

今日はブログに入れなくなって、長い時間コンピューターの前に座っていました。 見えないものと戦ったみたいに疲れました。グーグルがブログスポットを買収したのが原因だともききました。が、何と言っても私はコンピューターと相性が悪いのです。前に座ってると、肩は凝る、目は疲れてしまい見え辛くなる。嫌だと思ってるから、次々に問題が出てきて、中々コンピューターを閉められなる。お昼の時間が近づくと焦り、尚更収集がとれなくなる。今、ほとんど諦めて、iPhone で問題の内容ををグーグルにメール送信。やっとブログに入れました:-) ホッ:-)))


6 settembre 2013

日本を経つ前に


都城での長い滞在の後、東京に出発。8月29日は久しぶりに芸大を訪れました。上野界隈が変わっていて、上野公園は昔の面影とは違いヨーロッパの公園に姿が変わっていました。芸術祭が近いらしく、学生が準備に精を出していました。そして、あの懐かしい練習室で声出しして,レッスン室で伴奏合わせをしました。奥千賀子さんの伴奏は正に以心伝心。一言の注文もなしに合わせが終わりました。さすが声楽出身のピアニストです。ブラヴィッスィマです。翌日は五反田で大学の同窓生とのコンサート。私が大学時代にピアノのお弟子さんだった岡さん一家、都城の同級生友ちゃん,作曲家新実徳英さんの奥さん美奈子さん、イタリアの友人ロレッタのお友達伊藤さんが聞きに来て下さいました。そして、打ち上げ。30年以上ぶりに会った同窓生と話が弾みます。別れが惜しいくらい。彼らは各々が素晴らしい世界を作り、各々の道をしっかり歩いていました。感激です。
その翌日は,泉ヶ丘高校の東京組との2年ぶりの再会。いつものように高校時代に戻って若返った気分でした。いつも最後はカラオケで閉まります。私達の時代の曲っていいなあ。
皆、ありがとう。人との出会いが私の宝物です。これからも大事にして行きたいです。

声の探究第一回終了

今回の滞在では8月に13人の指導をさせて頂きました。皆さんの年齢は16歳から60代までと幅広く、レッスンには興味津々で出かけて来て下さいました。私の生まれた町都城で始めて行った歌の指導です。/声の探究2013年/は歌を教えていらっしゃる先生方も関心を持って下さり,生徒さんの問題を話しながら進行する事ができました。
一回目は声を聞かせて頂き,各々の声の特徴や,癖、問題等を書き込み,2回目からのレッスンに備えました。皆さんに共通して言える事もありました。また、イタリアではあり得なかった問題もありました。国民性とかではなく,そのように教わって来たから当たり前にやっていた事だとか。本当に興味深い一ヶ月でした。歌はお腹だという結論を100%確認できました。これから、レッスンにいらした皆さんとはメールで交信して行きます。どんな練習をして行くかは各々が違います。顔が違うように声が違えば練習の仕方も違って行きます。が、お腹をいかに使うか。一番大事な事だと思いました。
皆さんにベルカントを伝えて行く事。私も益々勉強を重ねて、もっと皆さんのお役に立ちたいです。